2010年11月3日水曜日

バーチャルマシンの準備


開発や研究などで、様々な環境や異なるOSを利用しなければいけない事が多々あります。


近年、仮想環境が無料でも手に入るようになり単一のPCに様々な環境を構築することが可能になりました。



仮想化アプリケーション


代表的な仮想化アプリケーションとして2つあります。



  1. VirtualBox

  2. VMWare Player



殆どの人はこの2点のアプリケーションを利用していると思います。


VirtualBoxはSun(現Oracle)によって開発された仮想化アプリケーションです。


VMwareはその名の通りでVMware社が開発したアプリケーションで、サーバ用のVMWareServerやESXiなど高機能な仮想アプリケーションをリリースしています。



両者共に、Windowsから多くのLinuxディストリビューションに対応しており無償でダウンロードする事ができます。



VirtualBoxとVMWare Playerどちらを選ぶのか


両者共に同様の機能が搭載されているので大差はありません。


VirtualBoxには次のような特徴があります。



  1. VMWareより速い

  2. スナップショットが利用可能


VMWareには次のような特徴があります



  1. NAT通信が速い

  2. サポートしているOSが多い

  3. ホストOSとゲストOS間でのドラッグアンドドロップでファイル移動が可能

  4. GUI利用時のマウス移動がスムーズ

  5. USBデバイスの認識が簡単



VMWareを選んだ理由


以前はVirtualBoxを利用していたのですが、NATの制御や管理が面倒だったためVMWareに乗り換えました。



VMWareにはホストOSやリモートOSとのNAT通信を支援するツールがあります。


vmnetcfgを利用することで簡単にポートフォワーディングの設定からDHCPの設定まで行えます。


vmnetcfgはデフォルトではインストールされないので以下の手順でインストールします。



  1. VMWare本体をダウンロード

  2. コマンドプロンプトで「VMware-player-3.0.0-203739.exe /e .\extract」と入力

  3. extractディレクトリが生成され、その中にnetwork.cabがあるのでnetwork.cabを解凍する

  4. vmnetcfg.exeをC:\Program Files\VMware\VMware Playerに移動する


以下から直接ダウンロードすることもできます。


http://kubox.info/vmnetcfg.exe


NAT環境では、リモートOSからゲストOSにアクセスするにはvmnetcfgなどを利用してポートフォワーディングを行う必要があります。



接続方式の違い


仮想環境の接続方式には大きく分けて3つあります。



  1. ブリッジ接続

  2. NAT

  3. ホストオンリー



ブリッジ接続

あたかもマシンが2台あるかのように接続する方法です。


ホストマシン、リモートマシン、ゲストマシンの通信が可能です。



NAT

ゲストマシンはホストマシンのNICを利用して通信します。


リモートマシン、ホストマシンはポートフォワーディングの設定を行わないと通信できません。



ホストオンリ

ホストマシンとゲストマシン間のみの通信が可能です。


インターネットへの接続はできません。



NAT利用のススメ


ブリッジ接続を行った場合NATに比べてネットワーク設定が安易になる反面、1台のPCで複数のIPを消費してしまうため通信機器に影響を与えたり、セキュリティが強化されている環境では通信できなかったり、ゲストマシンも個別にセキュリティを設定する必要があるためシステム的に脆弱になりがちです。そのため面倒でもNATを利用しましょう。



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